12日の母の日を前に、東北一のカーネーション生産量を誇る名取市で、出荷作業が最盛期を迎えている。
同市小塚原の三浦智和さん(41)方では、計約3300平方メートルの温室で「バーバラ」「レッドダイヤモンズ」など色とりどりのカーネーション12種類を栽培。7日は早朝から切り花約4500本を収穫し、選別や箱詰めなど出荷作業に追われた。
三浦さんは「今年は赤やピンクなど定番の色が人気。感謝の気持ちを込めて贈ってほしい」と話した。
市内の生産者でつくる市花卉(かき)生産組合は12日、市図書館でカーネーション300人分を無料配布する。