感謝込め1万6000発 仙台JCが七夕花火祭の概要発表

仙台青年会議所(JC)は8月5日に開く「第43回仙台七夕花火祭」の概要を発表した。震災前と同規模の約1万6000発を打ち上げ、全国から寄せられた支援への感謝と復興への決意を表す。
 開催時間は午後7時~8時半。終了後の交通渋滞を緩和するため、開始時間を昨年より15分繰り上げた。来場者数は45万人を見込む。
 初の試みとして青葉区の勾当台公園市民広場に180インチの大型スクリーンを設置し、花火の模様を生中継する。有料桟敷席は仲の瀬橋や大橋河川敷に6人用升席を計711席増設し、計1663席となる。
 仙台JCの茂木宏友理事長は「全国の支援あってこそ、仙台はここまで再生できた。祭りを通じ鎮魂と復興、感謝の気持ちを発信したい」と話している。
 有料桟敷席は14日から市内外のコンビニエンスストアなどで販売する。協賛金もJCのホームページを通し随時受け付ける。連絡先は事務局022(222)9788。

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