ソフトバンクモバイルのCMで“お父さん犬”として知られる北海道犬のカイくん(10)。今や日本で知らない人はいないほどのスター犬だが、所属の「湘南動物プロダクション」が、いくつも金銭トラブルに見舞われているというのだ。
発売中の「女性自身」によると、同事務所は13年間にわたって税金を納めておらず、今年2月に税務調査が入ったという。
また、事務所の敷地内に建設したライオン舎の建設費3000万円が支払われていないとして、昨年11月に業者から訴えられ、現在も裁判を抱えているらしい。
■差し押さえられる可能性も…
同事務所の伊賀紀江社長(53)は、「税務署が来たことは事実ですが、まだ調査中のようです。前の社長の頃は分からないですが、私の代になってからは税理士さんにきちっとやってもらっています」と、意図的な脱税を真っ向否定。裁判についても、「あの業者が請求している金額は偽造したものです。前社長が亡くなる前のことだったので分からないんです」と答えている。
「湘南動物プロは72年に設立された老舗ですが、これまで何度も解散と設立を繰り返しています。前社長が亡くなった10年10月にも解散していますが、12年に、当時取締役だった伊賀社長が再び会社を設立しました。カイくんのおかげもあって、現在は年間6600万円の売り上げがありますが、他にも過去のトラブルがいくつか出てくる可能性もあります」(芸能ライター)
最悪の場合、カイくんが“差し押さえ”されるかもしれない。さすがのお父さんも“予想外”だろう。