23日午前10時50分ごろ、仙台市青葉区の仙台北署桜ケ丘駐在所に、泉区の60代男性が手りゅう弾2個を届け出た。
北署によると、男性が青葉区桜ケ丘の実家で父親の遺品を整理していて見つけたという。陸上自衛隊が手りゅう弾を回収した。2個は同型で、旧陸軍の曳火(えいか)手りゅう弾とみられる。
宮城県警は駐在所から半径100メートル以内への立ち入りを規制し、住民を避難させた。手りゅう弾に火薬がなく信管が折れていたため、爆発の危険がないと判断。県警は同日午後3時15分ごろ規制を解除した。
駐在所は桜丘小から約200メートル南側の住宅街の一角にある。