手作り自動車でエコ走行競う 仙台

 高校生や大学生らが手作り自動車でガソリン1リットル分の走行距離を競う「手作り自動車省燃費競技大会」が13日、仙台市泉区の県運転免許センターであった。
 競技は排気量50ccの手作り自動車を使用。平均時速25キロ以上で633メートルのコースを20周し、ガソリンの消費量から1リットル当たりの走行距離を算出する。
 「高校の部」「大学・高専の部」に県内外の計6チームの11台が出場した。タイヤのパンクに見舞われたり、誤って21周して失格になったりしたチームもあった。
 大学・高専では石巻専修大の「奥津男子(オクツボーイ)」が1リットル当たり255キロで優勝し、高校は白石工の「STH-V(5)」が258キロで制覇。石巻専大機械工学科4年横地涼さん(21)は「ドライバーの体形に合わせてフレームを改良したことが結果につながった」と笑顔を見せた。
 大会は自動車技術会東北支部(角田市)主催で25回目。

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