新型コロナウイルスへの感染歴を調べるための抗体検査に使う血液採取が東京都内で1日午前、始まった。 【図解】緊急事態宣言解除による社会活動緩和の目安 宮城県でも同日から始まり、大阪府は3日からの予定。3都府県で計約1万人を調べる予定だ。 東京都では板橋、豊島、練馬の3区に住む各1000人程度を対象者に選定。6日までの間に検査用の血液を採る。都では抗体の有無について、今月下旬以降に本人に知らせる予定だ。 厚生労働省は、一定規模の都市がある都道府県のうち、新型ウイルスの患者が多い東京、大阪と患者が少ない宮城を対象に各約3000人を検査。全国の感染状況の推計や、感染拡大防止策の検討に生かす考えだ。