持ち込み古紙ポイント交換 みやぎ生協12店に拡大

みやぎ生協(仙台市)は古紙リサイクル推進のために試験導入したポイント交換制度の実施店舗を、5月までに現在の2店から計12店に拡大する。
 計量器付き回収コンテナに新聞紙や雑誌を入れると1キロ当たり1ポイントが専用カードにたまる。300ポイントに達すると、生協の買い物で使える300円分の値引き券に交換できる。昨年4月に岩切(仙台市)と塩釜杉の入(塩釜市)の2店で始めた。
 新たに実施対象とする10店はすべて仙台市内。今月21日に南光台、高森の両店で始め、その後、1カ月2店ずつ増やす予定だ。
 試験導入した2店では4~8月の5カ月で計234トンの古紙が持ち込まれた。利用客らの評判も良く、実施店拡大の要望が上がっていたという。
 制度は組合員以外も利用でき、回収した古紙は仙台市内の専門業者に売却している。みやぎ生協は「資源の再利用と家計の双方にプラスになる」と説明し、積極的な利用に期待する。

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