携帯にゲーム・クイズなど配信 リクルートが新会社

リクルートは18日、携帯電話や高機能携帯電話(スマートフォン)向けに、ゲームやクイズなど応用ソフト(アプリ)を配信する新会社を11月に全額出資で設立すると発表した。社内のソフト開発者30人以上を新会社に異動させるほか、外部から人材を登用。利用が伸びている交流サイト(SNS)やスマートフォン向けのアプリ開発に本腰を入れる。利用者からの課金を新たな収益源に育てる。
 新会社はニジボックス。資本金1億円、開発者50人体制で2011年1月から本格的に事業を始める。リクルートが提供する携帯サイトやSNS向けアプリなど30種類を引き継ぐ。さらに初年度に150、3年後に1000のアプリなどを新たに開発、提供する計画だ。
 開発を効率化するノウハウを蓄積したため、大量のアプリ配信が可能という。米SNS大手のフェースブックなどを通じ、海外向けのアプリ配信にも注力する。5年後に新会社単体で100億円の売り上げを目指す。

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