インプレスジャパンは、モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)監修による携帯電話市場の動向調査レポート「ケータイ白書2011」を12月3日より発売する。価格は7140円。
今年で7年目を迎える「ケータイ白書」シリーズは、携帯電話市場やモバイルビジネス市場の動向などをまとめた調査レポート。携帯電話やスマートフォンの利用動向を携帯電話会社、機種、利用料金、通話/メール、利用機能、インターネット利用などの多方面から調査。個人や法人の利用動向のほかにも、携帯電話事業者の動向や通信技術、端末技術、端末シェア、社会動向についても掲載されている。
調査はインプレスR&Dによるもので、3000人の携帯ユーザー、1600人の企業担当者に調査をかけている。なお、インプレス R&Dでは「ケータイ白書2011」に掲載できなかった設問やグラフなどをCD-ROMに収録し、「ケータイ利用動向調査2011」を12月3日より販売する。
調査では、顧客満足度の面でNTTドコモがトップ、昨年1位のauは2位に、ソフトバンクは2年連続で満足度ポイントを下げた。また、スマートフォンの利用者は4.0%から9.0%に拡大した。利用している端末は1位がiPhone 4(24.5%)、2位がiPhone 3GS(22%)、3位がXperia(9.7%)、4位がiPhone 3G(8.1%)となった。
このほか、タブレットPCの所有者は3.4%、グルーポン系サービスの利用率は4.4%となった。企業向けの設問では、スマートフォンの利用企業は14.6%、タブレットPCの導入は6.6%となった。