携帯電話のブランド力、アップルが圧倒的優位=調査会社

[24日 ロイター] 調査会社GfKが行った携帯電話市場でのブランド・ロイヤルティーに関する調査では、米アップルが他社を引き離して圧倒的優位に立っていることが分かった。
 GfKは、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ブラジル、中国、米国、日本で約4500人に聞き取り調査を実施。その結果、「iPhone(アイフォーン)」ユーザーのうち、買い替え時にも再びiPhoneを選ぶとの回答は約84%に上った。
 一方、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した端末のユーザーのリピート率は60%で、加リサーチ・イン・モーション(RIM)の「ブラックベリー」ユーザーでは、この数字は48%にとどまった。
 また調査では、端末を乗り換えない理由として、70%以上の回答者が、各種機能のシームレスな使いやすさやコンテンツへのアクセスを挙げている。
 GfKは「各ブランドがライバルから顧客を奪う余地は減っている」と指摘。最も調和の取れたユーザー体験を提供できるメーカーだけが、「最高の報酬」を手にすることができるとしている。

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