宮城県は31日、管理する流域下水道の浄化センター7カ所で下水汚泥の放射性物質を測定した結果、放射性セシウムはいずれもセメント会社が原料として受け入れているレベル(1キログラム当たり100ベクレル)を下回ったと発表した。
県南浄化センター(岩沼市)で12ベクレルを検出し、他の6カ所は不検出(10ベクレル未満)だった。採取は3月19、20日。仙塩浄化センター(多賀城市)では汚泥の焼却灰も検査。放射性セシウムを264ベクレル検出したが、管理型処分場に埋め立て可能なレベル(8000ベクレル)を大幅に下回った。