宮城県石巻市の開北小と万石浦小に放課後児童クラブの施設が完成し、オープニングセレモニーが14日、両校であった。東日本大震災復興支援の一環として、自動車メーカーのフェラーリとフェラーリ・オーナーズ・クラブの寄付で建設された。
施設は学校敷地内に整備され、いずれも鉄骨平屋、延べ床面積約120平方メートル。開北は56人、万石浦は30人が利用する。
開北小でのセレモニーでは、ドメニコ・ジョルジ駐日イタリア大使が「楽しく過ごし、健やかに育ってほしい」とあいさつ。日本法人フェラーリ・ジャパンのハーバート・アプルロス社長が「夢を実現するためにたくさん勉強してください」と励ました。
児童の代表が「きれいで広い児童クラブを大事に使います」とお礼の言葉を述べ、アプルロス社長らに折り紙などをプレゼントした。