政府「マスク743万枚保有」 検疫所には18万8338枚、防護服は2万299着

政府は4日の参院予算委員会理事会で、国が保有するマスクは、743万1300枚だと明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄が続くため、野党が予算委で、政府に備蓄数の確認を求めていた。

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 政府の配布資料によると、マスクの枚数は、3月2日に各省庁に照会した時点のもの。2009年の新型インフルエンザ流行を受けて備蓄した分だけでなく、日常業務で使用するための保有分も含めた数。内訳は、法務省271万9000枚▽財務省203万4500枚▽防衛省154万5900枚――など。各省庁の地方部局の保有分は含むが、独立行政法人の保有する枚数は含んでいない。

 政府は全検疫所にあるマスクと防護服の在庫数も報告した。3月2日時点で、マスクは18万8338枚、防護服は2万229着だった。【古川宗】

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