料理研究家、めんつゆ多用への批判にド正論 「その通り」「ごもっとも」 業者もコメントするほどの反響

 “YouTube総再生回数4億回超え”で知られる人気料理研究家のリュウジ氏(35)が、25日までに自身のツイッターを更新。「めんつゆ」を使用した料理への批判に反応し、大きな反響を呼んでいる。

 リュウジ氏は「Q.めんつゆ等を使った時短料理が流行ると日本の手間暇かけた食の文化が壊れますのでやめてください」と、自身に寄せられた批判の声を紹介。これに対し「A.そんなんぶっ壊せばいいんすよ」ときっぱり回答し「手間暇かけるってのは手段であり目的ではありません。伝統的な調理法も元はその時代にあるもので『美味しさ』を求めた結果です」とつづり「ならば私達も時代に合った調味料や調理器具で『美味しさ』を探しましょ」と呼びかけ、「大丈夫、100年後には今の流行りの食事が伝統的な食文化になってますよ」と持論を展開した。

 続けて「僕は手間暇かけた料理も好きだけどゲームもやりたいし時短料理ゴリゴリやります 料理ってのは手間暇かけたから、楽したから必ずしもウマかったり不味かったりするもんじゃない 10時間かけたカレーより市販のルーで作ったカレーのがウマいなんてザラだしその逆もまたしかり。ウマいかどうかは別の話す」と断言。これまでの概念を“ぶっ壊した”例として「パスタはあえて一つの鍋で茹でる」「時間のかかる昆布だしではなく味の素を使う」などを紹介した。

 この投稿には「ごもっとも過ぎます」「食材と作ってくれた人に感謝して食材を無駄にしなければいいと思う」「時短料理の流行=日本の食文化の衰退というのが、ナンセンスだと私は感じました」「本来自分達がかけるはずだった手間をめんつゆメーカーが代わりに引き受けてくれるんだからありがたく使わせていただくべき」「手間のかかった料理が好きなら自分で勝手に作れよって思う」「家庭料理は時短できる方が良いに決まってる!」とさまざまなコメントが寄せられた。また、だし販売業者からも「おっしゃる通り、時代に合わせないといけないなと感じております めんつゆで時短する時や、時間を掛けて出汁を取る時など、料理は様々な形を模索すべきです」という意見が寄せられている。

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