2017年11月10日、ホンダがモデルチェンジした「スーパーカブ」シリーズ4種類を発売します。
熊本製作所で生産
ホンダは2017年10月19日(木)、オートバイの「スーパーカブ」シリーズ4種類をモデルチェンジし、生産拠点を中国から日本の熊本製作所に移管したうえで、11月10日(金)に発売すると発表しました。
「スーパーカブ50」「スーパーカブ110」は、高効率の空冷・4ストローク・単気筒エンジンを搭載。外観はレッグシールドからリアフェンダーにつながる滑らかな曲面で構成されたデザインに一新されます。また、ボディーの両サイドに取り外し可能なサイドカバーが採用されたほか、丸形ヘッドライトにLEDを採用したことで、コンパクトなハンドルまわりが実現しています。
メーカー希望小売価格(消費税込み)は「スーパーカブ50」が23万2200円、「スーパーカブ110」が27万5400円です。
ビジネスモデルの「スーパーカブ50プロ」「スーパーカブ110プロ」は小径14インチタイヤの採用や、大型のフロントバスケット、リアキャリアを標準装備するなど、さまざまな業務用途に対応。メーカー希望小売価格(消費税込み)は「スーパーカブ50プロ」が25万3800円、「スーパーカブ110プロ」が29万7000円です。
ホンダは、国内の販売台数を、シリーズ合計年間2万200台で計画しています。
「スーパーカブ」シリーズは、1958(昭和33)年8月に登場。初代モデル「スーパーカブC100」以来、低燃費や耐久性などが支持されているロングセラーモデルです。シリーズの生産台数は、オートバイとしては世界で初めて累計1億台を突破しています。