新型コロナウイルスについて、仙台市は先月24日から30日までの1週間に医療機関から報告された感染者数を発表し、1医療機関あたりの感染者数は14.57人と、5週連続で前の週を上回りました。
仙台市では、44の医療機関が、市内5つの区にある保健所の各支所に感染者数を報告し、毎週水曜日に公表することにしています。
それによりますと、先月24日から30日までの1週間の感染者数は641人で、1医療機関あたりの平均は14.57人でした。
前の週と比べて1.66人増え、5週連続で増加しました。
各区ごとにみますと、
青葉区が162人で1医療機関あたりの平均は前の週より4.64人多い14.73人、
宮城野区は92人で前の週より1人多い11.50人、
若林区が103人で前の週より0.71人多い14.71人、
太白区は123人で前の週より0.70人少ない12.30人、
泉区が161人で前の週より2人多い20.13人でした。
1医療機関あたりの平均の人数は、太白区を除く4つの区で前の週に比べて多くなっていて、仙台市全体の平均は2週連続で10人を超えました。
仙台市感染症対策室は「お盆の時期で帰省や旅行などによる人流の増加し、接触の機会も増えると予想される。人が多い場所に行く時には、これまで以上に感染対策を徹底してほしい」としています。
県全体の感染者数は、3日公表される予定です。