新型タクシーはワゴン トヨタ、20年ぶりの刷新

トヨタ自動車は26日、タクシー用にワゴンタイプの新型車を2017年度に売り出すと発表した。タクシー用の刷新は約20年ぶり。かがむのがつらい お年寄りも背の高い外国人も快適に座れるよう、従来のセダンより天井を20センチほど高くする。ドアはスライド式で、荷物置き場も広くした。

新型の発売は、95年のセダン「コンフォート」以来。今回も5人乗りで、燃料もコンフォートと同様に価格が安いLPガスを使う。ただし新型はハイブリッド車で、燃費はよくなりそうだ。新型の発売にあわせて、コンフォートは生産を終える。

タクシー用では、日産自動車も6月、長年販売してきたセダン「セドリック」にかえて、ミニバンの「NV200タクシー」を発売している。これらが順調に普及すれば、東京五輪がある20年には街を行くタクシーの外観が様変わりする。(高橋諒子)

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