新型肺炎、感染阻止策が本格始動 首相「まさに緊急事態」

政府による新型コロナウイルス感染による肺炎の拡大防止策が1日、本格始動した。指定感染症の政令施行によって患者の強制入院や就業制限が可能となった。水際対策として、入国申請前の14日以内に中国湖北省に滞在した外国人の入国を拒否する。任意の申し出に頼る対応が多く、ウイルス検査や入国審査が抜け穴なく運用されるかどうかが課題となりそうだ。

 安倍晋三首相は第4回対策本部会合で「まさに緊急事態だ。強い危機感を持って対応してほしい」と関係省庁に改めて指示。入国制限措置については「まずは現場の混乱防止に努めてほしい」とした上で、厳格で適切な運用を求めた。

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