新型肺炎、2月1日から「指定感染症」に

日本政府は、2月1日から新型コロナウイルスによる肺炎などの病気を「指定感染症」などとする政令を施行しました。同時に、2週間以内に中国・湖北省に滞在歴のある外国人の入国を拒否する措置も開始しました。

 成田空港では先月31日夜、入管の職員が急きょ、入国審査場に中国語や英語での説明が書かれた紙を張り出すなど対応にあたる姿がありました。

 政府は1日から新型コロナウイルスによる肺炎などの病気を「指定感染症」などとする政令を施行。強制的に入院させたり、就労を制限できるほか、検疫で感染が疑われれば検査や診察を受けるよう指示することもできます。

 同時に、政府は2週間以内に湖北省に滞在歴のある外国人と、湖北省で発行されたパスポートを持つ外国人の入国を拒否する措置も開始しました。特定の地域を指定した入国制限は初めてで、政府は入管難民法の規定に基づく措置としています。

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