新型肺炎 中国死者1500人超

新型コロナウイルスによる肺炎で中国本土での死者が1523人となり、感染が確認された人の数は6万6000人を超えました。こうした中、北京市は感染拡大を防ぐため、帰省先から戻ってくる人に対し14日間の経過観察を命じる措置を発表しました。

 中国の国家衛生当局によりますと、新型コロナウイルスによる肺炎で、中国本土での死者が14日に新たに143人確認され、合わせて1523人になったということです。また、感染が確認された人の数は2641人増え、6万6000人を超えました。

 こうした中、北京市は帰省先などから戻ってくる人に対し、自宅などで14日間の経過観察を命じる措置を発表しました。従わない場合は法的な責任を追及するとしています。ただ、対象に出張者などが含まれるかは明確にしていません。

 北京市としては、本格的な経済活動の再開によって懸念される首都での感染拡大を抑え込む狙いがあるものとみられます。(15日11:25)

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