ソニー損保は、新成人のカーライフ意識調査のアンケート結果を発表した。それによると、欲しい車のトップはトヨタ『プリウス』、2位は日産『キューブ』、3位はBMW『3シリーズ/5シリーズ』だった。
男 女別にランキングをみると、男性の1位は「BMW(3シリーズ/5シリーズなど)」(18.1%)、2位は「プリウス」(16.6%)、3位は「フィッ ト」(14.5%)となっている。一方、女性の1位は「キューブ」(22.1%)、2位はトヨタ『パッソ』(16.3%)、3位はプリウスと日産『マー チ』(ともに16.0%)と、上位に軽自動車やコンパクトカーが多く挙がった。
現在の自動車運転免許保有状況では、ATとMTを合わせた 「自動車運転免許を持っている」が57.1%だった。運転免許保有者に、車の所有状況を聞いたところ、「自分の車がある」12.9%、「自分の車を購入す る予定がある」が6.6%、「購入する予定はないが、いずれは欲しい」が54.3%、「購入するつもりはない」が26.2%だった。
カーライフで1か月に掛けられるお金では、掛けられない、掛けたくないとする意見の「0円」が9.0%、「5000円以内」が21.9%、「5001円~1万円」が22.2%となり、平均額は1万8656円だった。
ま た「若者の車離れ」と呼ばれる状況について聞いたところ、「あてはまる」が37.9%、「あてはまらない」が33.5%、「どちらとも言えない」が 28.6%となった。そのほかの項目では、「車に興味がある」人が45.5%ながら、「車を所有する経済的な余裕がない」が70.7%となっている。車に 興味がないわけではなく、所有する余裕がないことが、多くの新成人の実感なのかもしれない。
今回のアンケートでは、昨年11月20日から11月28日の8日間、新成人の男女各500名、合計1000名に対し、インターネットリサーチを行った。 《レスポンス 成瀬雄太@DAYS》