新潟の日本酒を売り込み ロンドンでセミナー

 酒どころ新潟の日本酒を英国など欧州に売り込もうと、新潟県酒造組合が2日、ロンドンのワイン専門家育成機関で日本酒の製法や特徴を紹介するセミナーを開いた。
 セミナーには英国のワイン評論家やソムリエ、輸入業者ら約40人が参加。同組合の斎藤吉平会長は「新潟の酒はフルーティーな香りですっきりとしていて飲み飽きず、どの国の食べ物にも合う」とPRした。
 同県内の四つの蔵元も参加し、計8銘柄を提供。試飲した出席者は「日本酒の風味はどう表現したらいいのか」「どれぐらいの温度で飲むのが一番おいしいのか」などと質問していた。
 セミナーは日本の中小企業庁による海外展開支援事業の一環で、同組合は今後、欧州での販路開拓を目指す。(共同)

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