新聞社発のカップラーメンが発売

ありそうでなかった大阪のご当地ラーメン作りを目指し、産経新聞大阪社会部記者が即席麺大手、エースコック(大阪府吹田市)と共同開発したカップ麺「それゆけ!大阪ラーメン」が5日、全国発売された。
 本紙夕刊「ゆうSANKEI」面の連載企画から生まれた新聞業界初の試み。社会部記者が大阪の食文化やラーメン事情などを徹底的に取材し、大阪人がこよなく愛する「甘辛」味と、食材を無駄なく使い切り、最高の味を引き出す「始末」の心をコンセプトにしたカップ麺を開発した。
 関西を中心に展開するスーパー「デイリーカナート イズミヤ天下茶屋店」(大阪市西成区)では、即席麺の販売コーナーに約150個が積み上げられ、買い物客らが午前10時の販売開始と同時に次々と買い求めた。同店店長の三好康夫さん(53)によると、発売前から問い合わせが多く寄せられたこともあり、出足は好調。「パッケージも目を引くし、きっと完売すると思います」と話していた。

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