新表示「日本ワイン」始動

国産ブドウのみを原料とし、国内で製造した酒類だけを「日本ワイン」と容器のラベルに表示できる新たなルールが30日、始まった。輸入した原料を使ったワインと厳格に区別し、消費者に分かりやすく表示するとともに、国際的な認知度を高めるのが狙い。

 新基準は国税庁が2015年に策定。これまでは輸入原料を使っていても、国内で製造した場合は国産ワインとうたって販売されるケースがあるなど、違いが分かりにくかった。

 国税庁によると、国産原料を100%使用したものを「日本ワイン」とし、一定の条件を満たせば産地や品種、収穫年も表示できる。

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