2019年の国内新車販売台数は、前年比1.5%減の519万5216台と3年ぶりに前年を下回った。10月の大型台風が打撃となり、秋以降に受注が落ち込んだ。10月の消費税増税に関しては、大きな影響があった14年に比べ、駆け込み需要は限定的だった。
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会が6日発表した。軽自動車を除く登録車は1.9%減の328万4870台、軽は0.7%減の191万346台だった。
メーカー別では、新型「カローラ」を発売したトヨタ自動車が2.9%増、ダイハツ工業が1.9%増となった以外は6社がマイナス。品質問題で生産ペースを落としたSUBARU(スバル)が11.6%減となったほか、軽以外の新車がなかった日産自動車も7.9%減と振るわなかった。