新車販売、5月も軽「タント」が首位守る 4月に続いて大差で

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が5日発表した5月の車名別国内新車販売台数は、ダイハツの軽自動車「タント」が4月に続いてトップとなった。1万8千台以上を販売し、2位以下に大差をつけた。2位にはスズキの軽「ワゴンR」が浮上。登録車はフィット(ホンダ)の3位が最高位だった。
 トップ10のうち6車種は前年割れするなど、消費税増税にともなう駆け込み特需の反動減がいぜん大きいなか、首位のタントは前年同月の9900台から88%も伸ばし、首位をキープした。4月の1万9390台よりは減らしたものの、2カ月続けて2位以下との大差を維持した。タントは4月に初の首位となった。
 需要が後退し軽自動車優位と予想されたが、フィット、アクア、プリウス、ヴォクシーと4車種の登録車がトップ10に入った。4月は3車種だった。4月に11位に後退したプリウスは5月も1万台を割り込んだものの、7位まで順位を戻した。
◇5月のブランド別新車販売台数(◎は軽自動車)
(1)タント◎[ダイハツ] 1万8656
(2)ワゴンR◎[スズキ] 1万3258
(3)フィット[ホンダ] 1万2984
(4)デイズ◎[日産] 1万2402
(5)アクア[トヨタ] 1万2138
(6)N-BOX◎[ホンダ] 1万312
(7)プリウス[トヨタ] 9788
(8)ミラ◎[ダイハツ] 9787
(9)ムーヴ◎[ダイハツ] 9527
(10)ヴォクシー[トヨタ] 9336

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