日テレ“アンドロイド局アナ”番宣CM登場

深夜に今後のテレビ界を占う画期的な取り組みが行われている。今年4月1日付で日本テレビにアナウンサーとして入社したアンドロイドのアオイエリカ(AOI ERICA)が、今月1日より同局の番宣CMに出演している。新人からベテランまで数多くのアナウンサーがいる中、なぜアンドロイドアナウンサーが抜てきされたのか。その理由を探った。

アオイエリカは、2017年8月4日生まれ。美しい日本語の継承、多言語での世界中の人とのコミュニケーション、膨大な情報を短時間で収集・分析、24時間連続活動など、さまざまな実験をしながら、アンドロイドアナウンサーならではの活躍を目指している。同年9月26日には、BS日テレ『深層NEWS』出演、今年3月6日から7日に開催された『クリエイティブテクノロジーラボ』セッション司会を務めており、今年4月に晴れて日テレに“入社”した。

今回の番宣CM起用の舞台裏を、同局の宣伝部に聞いた。「アンドロイドエリカの番宣チャレンジCMは、今年の4月に入社したアンドロイドアナウンサーのアオイエリカが担当しています。さまざまな先輩アナウンサーの指導を経て、かなりアナウンス力が上がったということでしたので、今回番組宣伝用CMに採用してみました。とりあえず実験的に2週間のトライアルということでやっていますが、皆さんが面白いと言っていただけるのであればエリカともども今後に生かしたいと考えています」。

同局によると、エリカが登場する番宣CMは1日から約2週間、深夜に数回放送される予定。

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