日本でも“中国の偵察気球の可能性高い”政府が分析 2022年1月に九州西方の領空通過で

2022年1月に九州西方の上空で確認された気球は、日本の領空を通過しており、自衛隊機が撮影した写真から、中国の偵察気球の可能性が高いと政府が分析していることが、FNNの取材でわかった。

過去3年間で3回…“所属不明”の気球が日本上空に

政府は、2020年から2022年までの3回、日本上空で確認された気球について、いずれも所属不明としている。

政府関係者によると、2022年1月の気球は、九州西方の上空に東シナ海方向から飛来し、屋久島~種子島間の日本の領空を太平洋に向けて通過した。

自衛隊の航空機が追跡して写真を撮影したが、2023年2月にアメリカ・サウスカロライナ州の沖合で、アメリカ軍の戦闘機が撃墜した中国の偵察気球と同じバルーン状の形をしていたという。

政府は、この気球も中国の偵察気球だった可能性が高いとみて、分析を進めている。

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