日本に続きスペインもPK敗退 海外が指摘した“偶然”「同じ呪いをかけられていた」

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は6日(日本時間7日)、決勝トーナメント1回戦でスペインはモロッコと0-0で突入した延長戦で決着つかず、PK戦の末に0-3で敗れた。グループリーグE組で1位突破の日本に続き、同2位のスペインまでもPK戦で敗退。海外識者はその“偶然性”を指摘し「同じ呪いをかけられていた」「同じPK学校に通ったのか」と報じている。

 0-0で突入したPK戦。後攻のスペインは“PK要員”として延長後半終了目前に投入されたサラビアが右ポストに当てて失敗。2人目のソレール、3人目のブスケツともに相手GKブヌにセーブされた。反対にモロッコは1人が失敗したものの、4人目のハキミが落ち着いて中央に浮き球を決めて決着。明暗はくっきりと分かれた。

 前日には同じE組を1位で突破した日本もPK戦にもつれ込んだ末に敗退。くしくも両チームは揃って3人が失敗するという結果だったが、1人は成功した日本に対し、スペインは誰一人成功がないまま大会を去った。

 これには海外識者もツイッターで反応。米誌「ジャコビン」などに寄稿するベンジャミン・フォーゲル氏は「スペインは、史上最悪のPKという意味で日本に勝った」と投稿し、米紙「USAトゥデー」のレポーターのフィル・フレンド氏は「スペインのPKは日本より酷い」と称した。

 米地元局「KFSM-TV」のレポーターのジョナサン・アコスタ氏は「スペインと日本は同じPK学校に通ったのか」とつづり、英専門誌「ジーズ・フットボール・タイムズ」のジョン・タウンゼント記者は「明らかに、日本とスペインは今大会、PK戦で同じ呪いをかけられていた」と投稿している。(THE ANSWER編集部)

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