日本の大学が世界ランキング順位ガタ落ち「惨憺たる現状」

英タイムズ・ハイヤー・エデュケーションが30日、2015年の世界大学ランキングを発表。 東京大学が去年から大きく順位を下げ、アジアの首位からも転落したと報じられたことを受け、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が「視野狭く、惨憺たる状 況!」と日本の大学の現状を嘆いた。

尾木は1日、「世界大学ランキング東大43位、京大88位!23位、59位からがた落ち」とのタイ トルでブログを更新。新聞記事の大学順位を引用して「ひどいものです。これまではじわじわ順位上げていたのですが…グローバル化がダメだったようですね。 早稲田、慶応、上智大学は500位~800位といったところ」と、東大・京大の順位ダウンと、日本の大学の順位を改めて表記し「日本の大学、視野狭く、惨 憺たる状況。困ったもんです」と現在の状況に落胆した。

この結果を受けて「これでも、東大目指してしのぎ削る進学校!?」と、今の受験制度と現状に疑問を投げ掛けつつ「高校生、世界に羽ばたいて下さいね」と大学を目指す高校生たちに“世界”という言葉を使ってエールを送った。

ランキングでは世界第1位にカリフォルニア工科大学(5年連続)、2位にオックスフォード大学。日本国内の大学で100位以内にランクインしたのは東京大学と京都大学のみだった。

タイトルとURLをコピーしました