日・米・中・韓4か国の高校生の「心と体の健康」に関する意識調査が行われ、自分の体形に満足している女子高校生の割合は、日本が一番低いことが分かった。
国立青少年教育振興機構が去年、日本、アメリカ、中国、韓国の高校生を対象に行った意識調査によると、日常生活の中で「なんとなくイライラする」と答えた割合が一番高いのはアメリカで69.7%、日本が45.4%、中国が43.7%、韓国が31.6%。
また、「私は人とうまく協力できるほうだと思う」は、中国が一番高く、89.5%、アメリカが89.4%、韓国が87.1%で、日本は71%だった。
一方、日本人の高校生は、『普通体重』の割合が4か国で最も高いにもかかわらず、自分の体形に「満足している」「まあ満足している」と答えた女子高校生の割合は23%と、4か国で最も低いことが分かった。(アメリカ:60.5%、中国:40.5%、韓国:31.6%)
調査を行った明石センター長は、「日本人は周囲の評価に敏感すぎる。体形以外の自分の良さを見つけてほしい」としている。