世界各国の競争力における日本の順位は、2010年の58か国・地域中で前年の17位から下がって27位になったと、スイスの名門ビジネススクール「IMD」が10年5月19日にその結果を明らかにした。
「2010年世界競争力年鑑」に掲載したもので、日本は、中国、韓国、台湾などに抜かれ、8年ぶりに順位が下がった。それによると、日本は、不況で打撃を受け、高齢化や財政悪化が進んでいるとして評価を下げた。10年の 1位は、前年3位だったシンガポールだった。1994円から前年まで1位だったアメリカは3位に下がった。なお、日本は調査開始の89年から93年までトップになっている。