日本マイクロソフト、「Kinect」などを活用する学園祭企画を募集

 日本マイクロソフトは2011年10月6日、大学生による学園祭企画を支援する「マイクロソフト学園祭応援キャンペーン」を10月8日から開始すると発表した。Windows 7を搭載した最新のパソコン、ゲーム機の「Xbox 360」、これを身ぶり手ぶりで操作するコントローラーの「Kinect」、OSに「Windows Phone 7.5」を搭載したスマートフォン「IS12T」を活用する企画を募集するとともに、これら製品に親しんでもらうことを目的に無料で貸し出す。
 募集は、同社が学生向けに実施しているパートナープログラム「Microsoft Student Partners」を通じて10月8日から11月末まで行う。申し込みはメールで受け付ける(宛先は aca-info@microsoft.com )。既に13大学の支援が確定しており、そのほか7大学で企画が進行中。同社パブリックセクター 業務執行役員 文教ソリューション本部 本部長の中川哲氏は、「担当に叱られるかもしれないが、良い企画があれば50大学でも何大学でもできる限り支援したい。製品の数も、常識的な範囲で何台でも貸し出す」と幅広い応募を呼び掛ける。
 企画例としては、写真の加工や共有、旅行記の制作などを行う旅サークルでの利用や、学内のカフェにXbox 360のKinect用タイトルを設置し、来場者にダンスゲームやスポーツゲームを楽しんでもらう企画などを挙げる。実際、2010年度には九州大学に「KINECT CAFE」が設置され、学生と地域の子供たちが触れ合う機会にもなったという。
 このほか、主な大学の現ミスキャンパスを「Windows Phone大使」に任命し、SNSなどを通じて学園祭の様子をリポートしてもらうという企画も実施する。
 同キャンペーンの第1弾は、10月8~9日にTOKYO DOME CITY HALL(東京都文京区)で開催される合同学園祭「AGESTOCK2011」に同社が特別協賛する形で実施する。

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