日本人最速、励み ヤクルト・由規投手が今季の活躍報告

プロ野球ヤクルトの由規投手(仙台育英高出)が20日夜、仙台市内のホテルで開かれた今季の報告会に出席し、今後の一層の精進を誓った。
 由規投手の父均さんと交流のある人たちが発起人となって主催。奥山恵美子仙台市長ら約500人が集まった。
 由規投手は今季、初の2桁勝利となる12勝(9敗)を挙げ、8月には日本投手最速の球速161キロをマークするなど活躍した。
 恩師の佐々木順一朗仙台育英高野球部監督が「日本の宝になりつつある」と激励。由規投手は「(6月の交流戦で)仙台で登板し勝利したことを機に連勝でき、さらに日本人最速記録を出せたことがうれしかった」と振り返った。さらに「来年はこの経験を生かし、ことし以上の活躍をしたい」と決意を述べると、拍手と歓声が上がった。
 この後、来季ヤクルトに育成選手として入団する弟の佐藤貴規選手(仙台育英高3年)と会場を回り、握手や記念写真に応じるなど交流を深めた。

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