日産、主力のミニバン「セレナ」の新型発表

日産自動車は8日、主力のミニバン「セレナ」の新型モデルを発表した。29日より全国系列ディーラーなどで発売される。新型セレナはアイドリングストップ機能などを搭載し、燃費を改善。併せて、強みである広い室内空間の使い勝手を進化させた。日産は、主力モデルのフルモデルチェンジにより、政府のエコカー補助金制度打ち切り後の販売てこ入れを図る。
 新型セレナは、3つのモデルでアイドリングストップ機能を標準装備し、新型の排気量2000cc直噴「MR20DD」エンジンなどで、燃費をガソリン1リットル当たり15・4キロとした。アイドリングストップ搭載モデルは、前回モデルに比べ燃費が2・4キロ改善されている。外装はなめらかなデザインが強調され、従来の箱形デザインから変更された。
 セレナは1991年の発売以来、3回目のフルモデルチェンジ。日産の主力車で、09年まで3年連続でミニバンモデルで販売台数1位となっている。
 目標販売台数は月5400台。価格は216万3000円から。

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