日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は6日、2月の車名別新車販売台数を発表した。日産自動車は小型車「ノート」が6位、ミニバン「セレナ」が10位と、2車種が名を連ねた。昨年は、2車種がランクインした月はゼロで、年間シェアを2位から5位に落としただけに、巻き返しに弾みがつきそうだ。
首位は、トヨタ自動車の小型ハイブリッド車(HV)「アクア」で前年同月比11・7%増の2万4526台。昨年10月から5カ月連続で首位の座をキープした。トヨタのHV「プリウス」は2位の座を奪取。上位2車種をトヨタのHVが占めた。
トップ10のうち、軽自動車の割合は5車種と、前月に比べ1車種減ったが、軽の販売台数は18万4927台と2月としては過去2番目の高水準で推移。1月も、同月として過去最高を記録しており、軽自動車の販売は好調を維持している。
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2月の車名別新車販売台数
順位/車名(メーカー)/台数
1/アクア(トヨタ) /2万4526(11.7)
2/プリウス(トヨタ)/2万3473(▲34.6)
3/N BOX(ホンダ)◎/2万2353(45.9)
4/ムーヴ(ダイハツ)◎/2万206(38.5)
5/ワゴンR(スズキ)◎/1万7033(1.0)
6/ノート(日産)/1万6497(2.5倍)
7/ミラ(ダイハツ)◎/1万3870(▲37.0)
8/タント(ダイハツ)◎/1万3403(▲10.7)
9/フィット(ホンダ)/1万2246(▲51.0)
10/セレナ(日産)/1万1148(5.6)
注)◎は軽自動車、カッコ内は前年同月比増減率%、▲はマイナス、-は新型車のため比較できず