日産 GT-R、ニスモバージョンの量産が決定

日産自動車が、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(以下ニスモ、NISMO)のノウハウを生かして開発した高性能プレミアムスポーツバージョン。この量産車シリーズの第三弾モデルに、日産『GT-R』が決定した。
《画像:東京オートサロンに出展された GT3仕様のニスモ GT-R 》
これは2月26日、日産が神奈川県横浜市に完成したニスモのグローバル新本社の開業セレモニーで明らかにしたもの。日本や欧州での『ジューク』、欧州での『フェアレディZ』(海外名:『370Z』)に続いて、GT-Rがニスモバッジの付いた第三の量販車になることが発表されている。
日産は、中期経営計画の「日産パワー88」期間中、少なくとも毎年1車種のニスモ車を投入する予定。この計画には、日産のパフォーマンスと技術を象徴するフラッグシップモデル、GT-Rも含まれるという。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、「ニスモ車の開発を進めるにあたって、モデルラインアップにGT-Rを含めないということはあり得ない。GT-Rの NISMOバージョンは特別な存在になる。私自身、運転するのが今から待ちきれない」とコメントしている。

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