先週末に続いて日経平均株価が急落しています。一時2500円を超える値下がり幅となりました。 都内の証券会社では取引開始直後から売り注文が殺到し、電話が鳴りやみません。日経平均株価は一時2500円以上、下落するなど大荒れとなっています。下落の背景にあるのは急激に進行する円高です。 先週末にアメリカの雇用統計が市場の予想を大きく下回り、アメリカの景気後退が意識され円高が進行しました。およそ7か月ぶりに1ドル=145円台をつけ、業績悪化が見込まれる輸出関連株が大きく売られ、全面安となっています。 3万4000円台を下回るのは今年1月以来で、史上2番目の下げ幅を記録した先週末に続く大荒れの展開に市場では緊張感が高まっています。