子どもの頃、お小遣いを握りしめて駄菓子屋に行き、ずらりと並んだ商品を前に「今日はどれに しようか」と真剣に悩んだ経験がある人も多いのでは? 最近、めっきり“街の駄菓子屋”を見かけなくなったが、コンビニで思い出の駄菓子見つけるとつい手に取ってしまったり…。そこで20~30代の男性社会人 200人に、子どもの頃に好きだった駄菓子を聞いてみた。
●子どもの頃に好きだった駄菓子BEST10
(1位~3位まで回答。1位は3pt、2位は2pt、3位は1ptとし集計。協力/アイ・リサーチ)
1位 キャベツ太郎 179pt
2位 チョコバット 160pt
2位 ビッグカツ 160pt
4位 よっちゃんイカ 124pt
5位 蒲焼きさん太郎 106pt
6位 コーラガム 96pt
7位 ポテトフライ 92pt
8位 オレンジガム 57pt
9位 ブタメン 48pt
10位 ココアシガレット 30pt
一 番人気は、タレントのDAIGOをはじめ著名人にもファンが多い「キャベツ太郎」。4月8日には人気モデル・三戸なつめが“キャベツ太郎 勝手に応援歌”として「きゃべつのやつの歌」(シングル「前髪切りすぎた」収録曲)を発表するなど、大人になっても食べ続けている人が多数いるスナック だ。以降、名前を聞くだけで懐かしさがこみ上げてくる駄菓子が勢ぞろい。「チョコバット」や「コーラガム」、「オレンジガム」など当たり付きのお菓子も人 気を集めた。
続いて、駄菓子にまつわる思い出、エピソードも挙げてもらった。
●行きつけの駄菓子屋の思い出
「毎日、学校前の駄菓子屋が集合場所になってた。遊びの休憩も、学校行事のおやつも、駄菓子屋だった」(37歳)
「小学校が終わったあと友達と駄菓子屋によくいった。楽しくてよく覚えている。ブタメンを寒い日に食べておいしかった」(30歳)
●駄菓子選びに悩み100円でやりくりした思い出
「毎日100円をもらい、近くの駄菓子屋に行くのが楽しみだった。100円でいかに多くのお菓子が買えるかということが大事で、安いものばかりで買っていた気がします」(34歳)
「両親に駄菓子屋に行くからお小遣い頂戴といい100円を握りしめ、ワクワクしながら駄菓子屋に向かっていた。30円する商品は高級に感じたが、一種類は選んでいた。お菓子の種類が多く選ぶ楽しさがあった」(31歳)
●当たるのが楽しみだったくじ付き駄菓子
「駄菓子についているくじが当たるのを楽しみに駄菓子を買っていた」(28歳)
「小学校の帰りにきな粉もちの当りを連続で5回引いてお腹一杯になった。夕飯を食べれなくておこられた思い出」(33歳)
●おじいちゃん&おばあちゃんと駄菓子屋
「おじいちゃんを連れて行って内緒でいくつでも買ってもらうのが思い出深い」(34歳)
「帰ってからおばあちゃんに100円もらって駄菓子屋に行くのが定番だった」(35歳)
「うちの近所の駄菓子屋はおばあちゃん手作りのサクラ大根とすもも漬けを20円で売っていて、それが市販のより大きいし、美味しかった」(36歳)
その他にも、
「駄菓子屋が校区内に無かったので、習い事を頑張ったご褒美に車で連れて行って貰えるのが楽しみだった」(27歳)
「小遣いを貰っていなかったので、駄菓子を自分で買う事が出来ず悲しい思いをした」(34歳)
と、それぞれの駄菓子の思い出が多数集まった。
コンビニで駄菓子を見かけても「懐かしいなぁ」と思いつつ前を通り過ぎるだけだった人も、たまには子どもの頃によく食べたあの味を買って帰ってみては?
(R25編集部)
※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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