仙台市や地元商店街、企業などでつくる「仙台市省エネ・節電運動2012実行委員会」は23、24日の夜、星空を見上げて節電意識を高めてもらうライトダウンイベント「つながろう七夕、よみがえれ天の川」を開く。
23日は午後7時から青葉区の勾当台公園市民広場で、24日は午後6時から若林区の蒲町小でイベントを開く。両日とも創作キャンドルが並ぶ幻想的な雰囲気の中、伊達武将隊などと望遠鏡で天体観察を楽しむ。
24日は和紙とペットボトルを使ってキャンドル灯籠を作るほか、蒲町小に設置されたゴーヤのつるで日差しを遮る「緑のカーテン」を見本にカーテン製作講座も開く。
実行委員長を務める市環境都市推進課の川股直哉課長は「まだまだ暑い日が続く。星空を眺めて電気に頼るライフスタイルを見直してほしい」と参加を呼び掛けている。
イベントは、消灯を促し星空を楽しむ「伝統的七夕ライトダウンキャンペーン」を展開する宇宙航空研究開発機構や国立天文台などの呼び掛けで実施。旧暦の七夕に当たる24日を中心に、全国で同様のイベントが開かれる。
参加無料、事前申し込みは不要。24日の参加者はキャンドル灯籠作り用のペットボトルやペンを持参する。