プロ野球東北楽天の星野仙一監督(67)が、パ・リーグ最下位に低迷するチームの成績不振を理由に、今季限りで辞任する意向を固めたことが18日、分かった。同日に三木谷浩史オーナーと会談し、直接伝えた後、記者会見する見込み。
星野監督は昨季オフに3年の複数年契約を結んでいた。来季については三木谷オーナー、立花陽三球団社長も続投を既定路線としていた。
しかし、5月下旬に持病の腰痛が悪化。胸椎の黄色靱帯(じんたい)骨化症などと診断され、治療のため休養に入った。7月25日に復帰したが、チーム状態が上がらず、コーチ陣らに「このままなら責任を取らなければならない」と語っていたという。
星野監督は2010年秋に東北楽天の第4代監督に就任。就任3年目の昨季は球団創設9年目で初のリーグ優勝と日本一に導いた。