写真共有アプリ「インスタグラム」で国内外の人気を集める仙台市のbonさん(63)、ponさん(61)夫妻の旅の写真などを通じ、東北の楽しみ方を提案する企画展「東北の暮らしと旅-bonとpon-」が、青葉区の「ライブラリーパーク(LRP)」で開かれている。26日まで。入場無料。
LRPは、市が東北の魅力の発信拠点として、勾当台公園内に整備した施設。洋服の色や柄を合わせたファッションで東北各地へ足を伸ばす夫妻の姿から、東北での生活や旅を楽しむヒントを得ようと展示を企画した。
夫妻が旅した際に撮影した写真など約50点を展示。夫妻が選んだ器や織物、置物といった東北の工芸品13品も夫妻のコメントとともに並べた。仙台を拠点とする移動書店「ペンギン文庫」が暮らしをテーマに選んだ書籍なども販売している。
初日の19日は夫妻もLRPを訪れた。インスタグラム投稿について「お出掛けや洋服など、夫婦の記録として楽しみながらやっている」とponさん。bonさんは「定年退職後、2人でゆっくり旅行できて楽しい。いろいろなところに行ってみたい」と話す。
営業時間は午前10時~午後7時。連絡先はせんだいディベロップメントコミッション022(226)8270。