映画「FOUJITA」音楽を仙台フィル担当

仙台フィルハーモニー管弦楽団が、小栗康平監督(69)の映画「FOUJITA」の音楽演奏を手掛けた。録音が3日、仙台市泉区のイズミティ21で行われた。
「FOUJITA」は、戦前のパリで圧倒的な人気を集めた画家藤田嗣治を主人公にした作品。小栗監督にとって10年ぶりの新作となる。音楽は仙台市出身で東京在住の作曲家佐藤聰明さん(68)が担当した。
仙台フィルはこの日、前日に続き録音に臨み、エンドロールに流れる曲や場面ごとの短い曲を演奏した。小栗監督は「地方のオーケストラの実力の高さを感じた」と語った。
仙台フィルが映画音楽に携わるのは、2009年の「劔岳(つるぎだけ) 点の記」(木村大作監督)に次いで2度目。その時の演奏が評価され、今回依頼された。
映画はオダギリジョーさんや中谷美紀さんらが出演し、11月に公開予定。

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