春への道切り開く 蔵王エコーライン除雪作業始まる

 冬季閉鎖中の蔵王エコーライン(宮城県蔵王町-山形県上山市、全長26キロ)で17日、今季の除雪作業が始まった。4月25日の開通を目指す。
 県側の除雪区間は、蔵王町のみやぎ蔵王すみかわスノーパーク入り口から山形県境までの8.6キロ。17日はロータリー車1台とブルドーザー6台が出動し、深く積もった雪をかき出した。除雪車は澄み切った青空に雪のアーチを描きながら、ゆっくりと前進した。
 積雪量は最も多い標高約1500メートルの縞(しま)の沢地区で、昨年を約3メートル上回る12メートル(7日現在)に達した。除雪は1日平均300メートルほどのペースで進められる。

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