普天間移設、完了は25年=最速シナリオから数年遅れ-米軍高官

【ワシントン時事】米太平洋軍のハリス司令官は23日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設について、完了が2025年になるとの 見通しを明らかにした。日米両政府は普天間の返還時期を「22年度またはその後」と定めているが、司令官は22年度までの目標達成は難しいとの認識を示し た形だ。
司令官は、上院軍事委員会の公聴会で「代替施設の建設を完了させるのは日本の責任であり、義務だ。現在、約2年遅れており、25年(まで)に終えると見なしている」と表明。在沖縄海兵隊8000~1万人のグアムやハワイへの移転も、この時点で実現すると指摘した。

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