景気判断、1年半ぶりに引き上げ…財務省

財務省は29日午前の全国財務局長会議で、景気の総括判断を、「緩やかに回復している」に引き上げたことを明らかにした。

前回4月は「回復の動きが続いている」で、引き上げは14年1月以来、1年半ぶり。また、1997年9月以来、約18年ぶりに全11地域で「回復」の文言が入った。

同省は景気判断の詳細を午後に発表する。菅原一秀副大臣は麻生財務相のあいさつを代読し、有効求人倍率の高まりなどを踏まえ、「およそ四半世紀ぶりの良好な状況を達成しつつあり、経済の好循環が着実に回り始めている」と述べた。

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