[ロンドン 29日 ロイター] 30代後半から40代前半の英国人は、ほかの年齢層と比べて幸福度が低く、仕事や人間関係のプレッシャーの中で孤独や気分の落ち込みを感じていることが、29日に発表された調査で明らかになった。
英慈善団体「Relate」が成人2004人を対象に実施した同調査では、35─44歳の回答者の5分の1は家族との関係に不満を持っており、約3分の1は働く時間を短くできれば家族との関係が改善されると答えた。また、同年齢層でよく孤独を感じる人は20%以上おり、5%は全く友達がいないと答えた。
一方、すべての年齢層でパートナーとの関係上最も大きな問題となっているのは金銭的な不安で、このほかコミュニケーションの問題や長時間労働、家事の分担をめぐる不満も悪影響を及ぼしていることが分かった。