最も生産性向上を妨げている業務は「会議」「資料作成」-ビジネスパーソンの約7割が「生産性が低い」と感じた経験あり

タイムクラウドは4月24日、「生産性に対する意識調査」の結果を発表した。同調査は3月27日~28日、仕事に就いている男女551人(男性377人、女性174人)を対象に、インターネットで実施した。

仕事をしていて「生産性が低い」と感じる瞬間はあるか尋ねたところ、50.3%が「たまにある」、18.7%が「よくある」と答えた。ビジネスパーソンの約7割が仕事中に生産性が低いと感じた経験があるということがわかった。

生産性が低いと感じる具体的な業務は何か聞くと、最も多い回答は「会議」(40.1%)で、2位は「資料作成」(36.5%)、3位は「その他」(35.4%)、4位は「連絡のやりとり」(35.1%)、5位は「通勤時間」(25.7%)となった。

勤め先において、生産性を阻む課題は何か尋ねると、「組織の生産性の意識が低い」(30.9%)、「組織内のコミュニケーション不足」(30.3%)が上位に挙がり、個人よりも組織全体の課題だと捉えている人が多かった。自身の仕事の生産性を高める必要性を感じているかという問いに対しては、49.6%が「少し感じている」、25.3%が「非常に感じている」と答えている。

自身の仕事の生産性を高める必要性を「非常に感じている」「少し感じている」と答えた人に、生産性向上のために講じている対策はあるか尋ねたところ、50.8%が「ない」、49.2%が「ある」と答えた。「ある」と回答した人に有効だったことを聞くと、「コミュニケーション改善」(48.7%)が最も多く、 ついで「効率化のためのシステム・ツールを導入」(39.7%)となった。

「システム・ツール導入」と答えた人の中で実際に使用しているツールを聞くと、「Notion」「TimeCrowd」など、ドキュメントやプロジェクト、タイムトラッキングなどワークフローや工数を一元管理できるクラウドツールを導入していることがわかった。
(フォルサ)

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