パナソニックは28日、10・1型液晶搭載のノートパソコンの新製品「レッツノート J9」シリーズを10月15日から順次発売すると発表した。高機能機「CF-J9L」は起動時間を従来機の半分となる最速15秒まで短縮した。
CPU(中央演算処理装置)は、デスクトップ機などに採用されている標準電圧版を10・1型液晶機として初めて搭載した。これにより処理速度は従来機の最大1・8倍に高速化した。また、女性をターゲットに本体は専用カバー付きで約1205グラムと軽量、カバーは着せ替え可能にした。ハンドストラップ付きで、パソコンを片手で持って操作することもできる。
最大12時間の長時間駆動が可能。市場想定価格は18万円前後。同時に標準機能機「CF-J9N」を店頭販売するほか、メモリー容量を最大8ギガバイトまで拡大できる「プレミアムモデル」などを同社の直販サイト「マイレッツ倶楽部(http://www.mylets.jp)」で限定販売する。