日本マクドナルドホールディングスが7日発表した2月の既存店売上高(速報)は、前年同月比4・3%増と3カ月連続で増加した。継続して展開している「ビッグアメリカ2」キャンペーンで投入した「アイダホバーガー」「マイアミバーガー」が好調だったほか、朝食時間帯に実施している100円メニューなどが定着し、売り上げを牽引した。
客数は14・0%増と8カ月連続で増加した。2月は創業40周年記念として「チキンマックナゲット」(通常価格250~260円)を100円で販売したり、「ビッグマック」(同290~320円)を200円で販売するなどの期間限定の値引きキャンペーンを実施し、客数増につなげた。早朝時間帯の展開してきた「朝の100円マック」やバーガー類と飲料の2つセットで200円にする「コンビ200円」も値ごろ感が浸透した。
客数は大幅に伸びたものの、客単価は8・5%減少した。
2月の営業店舗数は10・9%減少したものの、1店舗当たりの売上高は10・3%増加した。